居住環境改善

新築マンションの住みにくさを天然素材を用いることで改善

10年程前に新築で購入されたマンション。
ビニルクロスや工業系マンションフローリングが多用されており、家中に結露がひどかった。
無垢材や珪藻土、土タイルなどの天然素材の吸放湿性を利用することで、ほぼ改善した。

リビングにくっついている個室を、
ライフスタイルの変化に併せて開いたり閉じたり出来るようにし、納戸を新設した。
適材適所で物を納め、すっきりさせた。
また、リビングの一隅にスタディコーナー設け、
親と子の何気ないコミュニケーションがとれるように。


元の素材は新建材で、やはり結露には効果なし!であった。
置き家具では、なかなかインテリアがまとまらないと話しておられた


信州から松の床。珪藻土。床暖房。床の傷を見て子供たちの成長に思いをはせる。


スダレパーテション(特注)の向こうがスタディーコーナー。
タイヤの付いた2組の本箱は横に並べると間仕切りとなる。


個室から見たリビングはこんな感じ。


本棚は穴あき素材を用い、通風を確保している。

1993年築 リノベーション 豊中市
SRCラーメン構造のインフィルのみ
延べ床:100㎡ 
水周り設備を除く全範囲
施工:(株)中野工務店(川西市久代)
撮影:市川かおり(before除く)